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ネイマールと指揮官がカゼミーロを絶賛「世界最高のMFだ」「その意見に賛成だ」

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決勝点を挙げたMFカゼミーロ

 ブラジル代表スイス代表を1-0で破り、2連勝でグループリーグ突破が決定。決勝点を挙げたMFカゼミーロは試合後、「世界最高のミッドフィルダー」と称賛された。英『BBC』が伝えている。

 拮抗した試合展開で引き分けも頭をよぎる中、カゼミーロは違った。後半38分、敵陣内で自らに来た速いパスを的確に処理。ゴールのファーサイドにシュートを突き刺した。スタジアムは歓喜に飲み込まれ、ブラジルは1試合を残してベスト16進出が決まった。

 この得点は、会場に来ていたロナウド氏、ロベルト・カルロス氏、カフー氏らブラジルのレジェンドたちも喜ばせた。この試合の最優秀選手に輝いたカゼミーロは「ゴールを決めたのは僕だけど、チーム全体を助けたことが重要なんだ」と謙虚。「勝ったときは一緒に勝ち、負けたときは一緒に負ける。僕の考え方は変わらない。僕らはグループとしてプレーしなければならない。それがタイトルを取るために最も重要なことだ」。チームの勝利を強調した。

 試合終了のホイッスルとともに、欠場していたFWネイマールも喜びを爆発させた。「カゼミーロは長い間、世界最高のミッドフィルダーとして君臨してきた」。

 チッチ監督はネイマールの発言に対して意見を求められると、こう答えた。「習慣として、私は常にさまざまな意見を尊重する。いつもはコメントはしない。しかし、今日はコメントすることを自分に許そう。それに賛成だ」。

 カゼミーロは自らの信条を語る。「僕の第一の目標は、チームを支え、バランスをもたらすことだ。後方の選手たちをサポートし、どこにいても火を消せるようにしなければならない。ディフェンシブな相手には、何が起こっているかを感じとらなければならない。僕の最初の任務は守備だけど、もしシュートをする機会があれば、それも重要になる」。ときにはゴールを狙う必要性も説いた。

 前回大会では準々決勝で敗退。カゼミーロはこの4年間の成長を語る。「新しい選手もいるし、今年は幅広い選択肢がある。チームを変えることなく、より多くの選手から選択できるようになった。プレーの仕方を変えることができるので、選択肢が2018年よりずっと多いのは間違いない」。

 チッチ監督も「カゼミーロの言葉に同意だ。オプションの幅は広いし、4年間の準備もある」と頷く。「若い選手たちは成長することができた。今日は誰が勝ったのか。チームのプロセスと発展、それがケーキの上のチェリーなんだ」。盤石な強さを見せつけ、優勝候補はたしかな自信を再確認したようだ。

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