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2年連続の欧州遠征へ意欲の日本高校選抜GK志村「いつも通りにプレーができれば一番いい」

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[3.8 ヤングサッカーフェスティバルU-18の部 静岡県ユース選抜 0-1 日本高校選抜 エコパ]

 市立船橋高からジュビロ磐田入りしたGK志村滉が2年連続となる日本高校選抜欧州遠征へ向けて意気込みを口にした。昨年はデュッセルドルフ国際ユース大会の全4試合で先発。下級生ながら日本高校選抜のゴールを任された。だが、F95デュッセルドルフとの初戦を完封勝利したものの、続く3試合を連敗。予選リーグ敗退で終わっている。

「去年は何もできなかった。受け身になっていた。今年は海外とか関係なしに、いつも通りにプレーができれば一番いい。そういうメンタルに持っていければ」と意気込んだ。市立船橋では2年時に全国高校総体優勝を経験しているが、特に最上級生となった3年時は常に負けられないという重圧の中での戦いだったという。その中でプレミアリーグEAST4位。トーナメント戦で結果を残すことはできなかったものの、名門・市立船橋だから味合うことができたという1年は自身を成長させてくれたと感じている。今回の欧州遠征は普段通りのプレーをしてチームを勝たせる意欲だ。

 この日の静岡県ユース選抜戦は、吉田舜(前橋育英高)、脇野敦至(東福岡高)に続く3番手として後半15分から出場。見せ場はほとんどなく、1-0で試合を終えた。それでもキックがタッチラインを割るなど本人取っては不満の残る内容。「自分としては全然ダメでした。キックも全然ダメ。ミスがゼロくらいなプレー、ミスしないくらいの安定感あるGKにならないといけない」。細かい課題を改善して、次に繋げる。

(取材・文 吉田太郎)

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