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[MOM4686]東福岡MF生水智也(1年)_鮮やかな先制アシストに加え、2発。「球蹴男児U-16」開幕戦でアピール

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東福岡高MF生水智也(ヴィアティン三重U15出身)が左サイドからの鋭いドリブル。開幕戦で2ゴール1アシストの活躍

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.4 球蹴男児U-16リーグD1第1節 宮崎日大高 1-3 東福岡高 大津町運動公園球技場]

「2024 球蹴男児U-16リーグ」のD1リーグ開幕戦で2ゴール1アシストの活躍。東福岡高(福岡)の“左の翼”、MF生水智也(ヴィアティン三重U15出身)がインパクト十分の活躍を見せた。

 まずは前半4分、MF椙原陸翔のサイドチェンジを左サイドで受けると、ドリブルでPAへ切れ込む。そのままシュートを打とうとしたが、コースがなかったために咄嗟の判断でキックフェイント。足裏でのタッチでDFを外すと、ラストパスをMF野﨑颯也へ通し、先制点をアシストした。

 さらに、前半だけで2ゴールを決めた。まずは24分、「1点目はほとんど椙原のスルーパス。走るだけだった」という形からPKを獲得して自らゴール。40分には、右SB鬼塚佳汰のクロスを頭で合わせて決めた。

 チームを開幕戦勝利へ導く活躍。だが、生水は「ハットトリックを狙いたかったです。悔しいです。(チームとしても)決めれるところは何個かあったんで、そこを決めていきたいと思う」と改善することを誓っていた。

 生水は三重から「プレミアリーグがトップチームにあって、ヒガシはサイド攻撃が伝統であるんで、僕もサイドですし、ここでやりたいなと思いました」と九州の名門へ進学。「この仲間で日本一になりたいです」と目標を掲げる。

 自分の見て欲しいところは「ドリブル」。そして、「緩急とかドリブルは三笘薫選手を見てやってるんで、そこと似た感じで見てくれればいい」と語った。特別なスピードがある訳では無いが、緩急を活かしたドリブルは注目。この日、得点力も証明した。

 目標とするプレミアリーグでの活躍へ向け、「球蹴男児U-16リーグ」でアピール。「男児でゴールもアシストもして、(Aチームの)プレミア(リーグ)に上がれたらいいなと思います」。より一本にこだわり、結果を積み重ねてトップチームへ昇格する。

東福岡は前半4分に先制点。アシストのMF 生水智也も笑顔

(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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