INTERVIEW - 開発者インタビュー -
「足のことを思って商品を作っている」 Footwear Planner, Field of Play / Field of Play Team TATSUNORI ISHIBASHI 商品企画/フィールドオブプレイチーム 石橋辰典 商品企画/フィールドオブプレイチーム 石橋辰典

ニューバランスの一番の強みは、足のことを思って商品を作っているということ。元々が矯正靴の製造から始まっているメーカーなので、足の解剖学的な知識に加え、整形外科や運動生理学の研究など、長年培ってきたノウハウがあります。そこに「何がフットボールにふさわしいのか」を分析した結果から、今回のスパイクが誕生しました。多くのスパイクは中指を頂点に分かれている欧米人の足型に合わせた作りのため、親指が一番長い足型の日本人には少し窮屈になってしまっています。その点、ニューバランスはランニングで培ってきたテクノロジーを生かし、フットボールに最適なスパイクを開発しました。特に親指部分は自然な形で履ける工夫がされており、指先の感覚を使ってプレーできます。そういう感覚や重心移動を含めて、従来のスパイクよりも有利にプレーすることが可能なのです。自分の能力を最大限に発揮できるシューズというのが、ニューバランスフットボールの軸になっているのです。