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[コパ・アメリカ]チリ指揮官は10人で奮闘のペルー称える

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[6.29 コパ・アメリカ準決勝 チリ2-1ペルー]

 コパ・アメリカは29日(日本時間30日)、準決勝を行い、開催国・チリ代表はペルー代表に2-1で勝利し、決勝進出を決めた。退場者を出した10人のペルーに一時は追いつかれるも、再びリードすると逃げ切った。初の優勝へ王手をかけている。

 試合後、チリ代表のホルヘ・サンパオリ監督は対戦相手のペルーを称えた。スペイン『アス』が伝えている。指揮官は「ペルーは今大会を通じて、大きく成長していた。FWカリージョ(リスボン)やFWゲレーロ(コリンチャンス)、MFクェバ(アリアンサリマ)。彼らはビッククラブの選手に匹敵する奮闘振りをみせていたね」とコメントした。

 この日の試合で先制に成功したチリは、数的有利となりながらもオウンゴールで失点。それでも失点から4分後にミドルシュートで2度目のリードを奪うと、2-1で勝利した。初の優勝まであと一歩と迫っている。

 決勝戦は中3日で迎える4日に行われ、アルゼンチンとパラグアイの勝者と激突する。「決勝を戦う上でまずは十分に休息することが大事だ」と語ったサンパオリ監督。「我々はコパで優勝するという夢を実現するために戦っている。あとひとつ勝つことは簡単なことではない。そのために準備をしなければ」と気を引き締めた。

●コパ・アメリカ2015特集ページ

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