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苦労人、松本MF木島徹也がJ初ゴールとなるPKを決めて、福岡相手にドローに持ち込む

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[6.13 J2第19節 松本2-2福岡 松本]

 5試合ぶりの勝利を目指す15位松本山雅FCはホームで13位アビスパ福岡と対戦した。前半8分にFW塩沢勝吾が左足ボレーを叩き込み先制に成功した松本は、逆転されて迎えた後半25分にMF木島徹也が自ら得たPKを決めて同点。苦労人木島のJ初ゴールで試合を振り出しに戻したが、勝ち越し点を奪うことが出来ず。試合は2-2の引き分けに終わった。

 松本は開始早々8分に先制点は奪ったものの、すぐさま逆転を許す苦しい展開を強いられた。だがチームを救ったのは28歳の苦労人MFだった。後半25分、PA内でDF小原章吾に倒された木島徹は、キーパーの逆をついて左に蹴り込み、自身J初ゴールを奪ってみせた。JFLや下部リーグのクラブを渡り歩いた苦労人。今季初めて掴んだJの舞台。出場14試合目にして待望の初ゴールが生まれた。試合後、反町康治監督も「展開的に難しかったが、後半は前に行く姿勢を見せることが出来た」と福岡相手に意地を見せたイレブンに及第点を与えていた。

 一方の福岡は、前節北九州との福岡ダービーに勝利し、勢いに乗って敵地に乗り込んだ。先制点を許しながらも、オウンゴールとFW城後寿がハーフウェーライン手前から推定60m弾を決めて、一時は逆転に成功。しかしその後同点とされると、反撃の得点は奪えず。今季2度目の連勝とはならなかった。

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