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[CL]3失点の零封負け…クロップ監督「攻撃の最後の詰めを欠いた」

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[4.2 欧州CL準々決勝第1戦 R・マドリー3-0ドルトムント]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は2日、準々決勝第1戦を行い、前回準優勝のドルトムント(ドイツ)は敵地で4シーズン連続の4強入りを狙うレアル・マドリー(スペイン)と対戦し、0-3で敗れた。第2戦はドルトムントのホームで8日に行われる。

 多数の故障者を抱え、さらにエースFWロベルト・レバンドフスキが累積警告で出場停止だったドルトムント。試合後、ユルゲン・クロップ監督は「得点のチャンスをたくさんつくり、終了のホイッスルまで攻め続けた。得点できていれば、間違いなくリターンマッチに向けて助けになった。0-3で敗れるより絶対に良かった。ホームの観客の前で2-0で勝つ可能性なら常にあるが、得点できなかったので、それでは不十分になってしまった」と敵地での3失点完敗に肩を落とした。

 エース不在の影響からか、ゴール前での精度を欠いての零封負け。「攻撃の最後の詰めを欠いてしまった。シュートを決められなかった、またはラストパスが不正確なカウンターが多かった。だから、来週敗退するとすれば、それは今夜の守備のせいではない」と話し、攻撃面に問題があったと強調した。

「相手の得点のうち2ゴールを実質的にアシストしてしまった。1失点目は仕方ない。あの攻撃は見事だった。だが、2失点目と3失点目は、相手に楽をさせてしまった。思い通りの守備ができず、スペースを与えすぎてしまった。私好みのコンパクトなサッカーができなかった」

「相手が世界屈指のチームだったことを忘れてはならない」とR・マドリーを称えたクロップ監督。「第2戦については、どんな種類の約束もできないが、魅力的なサッカーをして、できれば勝ちたい。勝てたとして、何点差になるかは戦ってみないとわからない。しかし、ここで立ち上がって『次は奴らをぶっつぶしてやる』と言うつもりはない」と話した。


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