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「最後まで戦い続ける」バルサ指揮官は去就の明言避ける

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 11年ぶりとなる公式戦3連敗中のバルセロナは20日のリーガ・エスパニョーラ第34節でホームにビルバオを迎える。18日には首位アトレティコ・マドリーがエルチェに2-0で勝利。負ければ残り4試合で勝ち点7差となり、逆転優勝は絶望的となる。

 9日の欧州CL準々決勝第2戦でアトレティコに0-1で敗れ、7シーズンぶりに4強入りを逃したバルセロナは12日のグラナダ戦も0-1で敗戦。リーガで3位に転落し、優勝戦線から一歩後退した。さらに16日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝ではレアル・マドリーに1-2で敗れ、1週間で2つのタイトル獲得の可能性が消えた。

 クラブの公式HPによると、ヘラルド・マルティーノ監督は19日の記者会見で「慣れていないだけに、その気力を取り戻すのは難しいし、だれもが簡単にこの状況を乗り越えられるとは思っていない」と認めたうえで、「チームがあきらめることはない」と力説した。

「私たちはわずかな時間につらい3ゴールを受けて苦しんだが、最後まで戦い続けるのが私たちの義務だ。私たちは残った5試合すべてで勝ち点を得ることで可能性を手にする」。残り5戦全勝をおさめることで、逆転Vへの望みをたぐり寄せるしかない。

 一方、クラブが後任監督をリストアップしているとの報道も出るなど、その去就が取り沙汰されている指揮官は「結果が付いてきていない」ため自分の仕事には満足していないと語ったうえで、「私の力とエネルギーは、今季に集中しており、そこから先のことを考えるためには使っていない」と話すにとどまった。


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