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アルゼンチンが延長戦でスイスに競り勝ち3大会連続の8強

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[7.1 ブラジルW杯決勝トーナメント1回戦 アルゼンチン1-0(延長)スイス サンパウロ]

 ブラジルW杯は1日(日本時間2日)、決勝トーナメント1回戦を行い、アルゼンチン代表スイス代表と対戦し、延長戦の末、1-0で競り勝った。0-0のまま突入した延長後半13分にMFアンヘル・ディ・マリアが決勝点。アルゼンチンは3大会連続の8強入りを果たした。スイスは自国開催だった1954年大会以来のベスト8を逃している。

 F組を3連勝で首位通過したアルゼンチンはグループリーグ最終戦のナイジェリア戦(3-2)で左足を負傷したFWセルヒオ・アグエロに代わりFWエゼキエル・ラベッシが今大会初先発。ラベッシは右サイドに入り、これまでの3トップからFWリオネル・メッシとFWゴンサロ・イグアインが2トップを組む4-4-2にシステムも変更した。E組を2勝1敗の2位で突破したスイスはグループリーグ最終戦のホンジュラス戦(3-0)と同じ先発メンバーを組んだ。
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 試合はアルゼンチンがボールを支配し、スイス陣内でゲームを進める時間が続いたが、スイスの人数をかけた組織的なディフェンスを崩せない。サイドからのクロス、セットプレーからゴールを狙うが、わずかに合わず、スイス守備陣に跳ね返された。

 逆に少ないチャンスを決定機に結びつけたのはスイスだ。前半28分、ショートコーナーからMFシェルダン・シャキリが右サイドのゴールライン際を突破。マイナスの折り返しにMFグラニト・シャカが右足で合わせたが、GKセルヒオ・ロメロの好セーブに阻まれた。

 前半39分にもカウンターから絶好のチャンスをつくった。自陣からの縦パスをFWヨシップ・ドルミッチが落とし、シャキリがゴール前のスペースにスルーパス。ロメロは判断を誤り、前に出られない。パスに追いついたドルミッチがGKと1対1の絶好機を迎えたが、左足でGKの頭上を狙ったループシュートはキックミスとなり、ロメロが難なくキャッチした。

 相手のミスにも救われたアルゼンチンは前半41分、メッシが中央を強引にドリブルで突破。ラベッシとポジションを入れ替え、右サイドに回って来ていたMFアンヘル・ディ・マリアに展開したが、ディ・マリアの左足シュートはGKディエゴ・ベナリオの正面を突いた。

 0-0で折り返した後半も試合展開は変わらない。アルゼンチンがボールを保持してスイスを押し込むが、なかなかゴールをこじ開けられず、スイスはカウンターから好機をうかがった。後半17分、アルゼンチンはDFマルコス・ロホの左クロスにイグアインが頭で合わせるが、GKがセーブ。同23分には左クロスのセカンドボールをメッシがPA外から左足ボレーで狙ったが、わずかにクロスバーを越えた。

 アルゼンチンは後半29分、最初の交代カードを切る。ラベッシに代えてFWロドリゴ・パラシオを投入。パラシオはそのまま左サイドに入った。しかし、流れは変わらず。最後の決め手を欠き、0-0のまま90分間が終了し、延長戦に突入した。延長後半4分、ディ・マリアが放った強烈な左足ミドルもGKが好セーブ。それでも、このままPK戦突入かと思われた延長後半13分、ついにゴールをこじ開けた。

 中盤でボールを奪い、中央のメッシへ横パス。ドリブルを開始したメッシはDFファビアン・シェアを鮮やかにかわしてゴール前へ切れ込み、右サイドのスペースへスルーパスを通す。これをディ・マリアが左足ダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。スイスも延長後半終了間際にMFブレリム・ジェマイリのヘディングシュートがポストを直撃する決定機をつくったが、あと一歩及ばず。アルゼンチンが1-0でスイスを振り切り、準々決勝進出を決めた。

(取材・文 西山紘平)

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