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J1チームが各地で苦戦…仙台、神戸、鹿島は初戦で敗退:2回戦1日目結果

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 天皇杯2回戦が12日に行われた。J1とJ2のチームが2回戦から登場しているが、各地で波乱が続出している。

 ユアテックスタジアム仙台ではベガルタ仙台が関西サッカーリーグ1部の奈良クラブに1-2で敗れた。前半33分にFW柳沢敦のゴールで先制したが、後半に2ゴールを許し、逆転負けを喫した。奈良クラブは3回戦ではジュビロ磐田と対戦する。

 関西学院大と対戦したヴィッセル神戸も1-2で敗戦。2点の先行を許すと、後半アディショナルタイムにMF森岡亮太のゴールで1点を返すのがやっとだった。関学大は全日本大学選抜のスペイン遠征に参加している主力3選手を欠く中での勝利となった。関学大は3回戦でヴァンフォーレ甲府と対戦する。

 夜になってからの試合でも波乱があった。カシマスタジアムで行われたJFLのソニー仙台FCと鹿島アントラーズの対戦は、2-2のまま延長戦でも決着が付かず、PK戦に突入。鹿島はPK戦を1-2で落とし、まさかの初戦敗退となった。

 また勝ち上がったが、苦戦を強いられたチームも多く見られた。前回大会準優勝のサンフレッチェ広島は福岡大と対戦。最終スコアは5-2で勝利したものの、前半を1点ビハインドで折り返すなど、難しいゲームを強いられた。

 等々力競技場でJ3のY.S.C.C.横浜と対戦した川崎フロンターレは後半9分に先制点を許す苦しい展開。後半アディショナルタイムにDF小宮山尊信が起死回生の同点弾を突き刺し、延長後半12分にはFW森島康仁のゴールで勝ち越し。何とか2-1で逃げ切り、初戦突破を決めた。

 三重県サッカーリーグのヴィアティン桑名と対戦したセレッソ大阪は常に先行を許す展開ながら、何とか延長戦の末に、4-2で勝利。延長戦に入ってからは2種登録のMF阪本将基が2ゴールを奪い、突き離した。しかしマルコ・ペッツァイオリ新監督の初陣、日本代表MF山口蛍らが先発した中での辛勝に、冷や汗が流れた。

 2回戦は明日13日にも行われ、アルビレックス新潟対サウルコス福井など、11試合が行われる。


【2回戦】
(7月12日)
仙台 1-2 奈良クラブ
徳島 1-0 鹿児島ユナイテッドFC
甲府 1-0 明治大
松本 1-0 讃岐
名古屋 12-0 トヨタ蹴球団
柏 4-0 岡山ネクスト
G大阪 5-1 金沢
神戸 1-2 関西学院大
広島 5-2 福岡大
鹿島 2-2(PK1-2) ソニー仙台FC
栃木 0-0(PK0-3) 群馬
浦和 8-2 浦安SC
大宮 3-1 ヴァンラーレ八戸
F東京 8-0 秋田
横浜FM 3-0 ホンダロックSC
清水 5-0 びわこ成蹊スポーツ大
磐田 2-0 藤枝
長崎 3-1 岐阜
川崎F 2-1 YS横浜
C大阪 4-2 ヴィアティン桑名

(7月13日)
[とりスタ]
京都 13:00 鳥取
[ベアスタ]
鳥栖 13:00 徳山大
[Ksスタ]
水戸 16:00 福岡
[フクアリ]
千葉 16:00 長野
[BMWス]
湘南 16:00 琉球
[福井テクノ]
新潟 16:00 サウルコス福井
[福山]
岡山 16:00 愛媛
[大銀ド]
大分 16:00 ヴェルスパ大分
[味フィ西]
東京V 18:00 北九州
[ニッパ球]
横浜FC 18:00 富山
[うまスタ]
熊本 18:00 山形

(8月6日)
[札幌厚別]
札幌 19:00 (北海道代表 vs tonan前橋サテライト)の勝者


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