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L・スアレス:「今は正しい道を進んでいる」

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バルサでのデビューを前に過去を反省

 バルセロナFWルイス・スアレスは、かみつき事件も含めた自身の過去の行為を反省した上で、現在は更生に向けて正しい道を進むことができていると話している。

 過去にも数々の問題を起こしてきたL・スアレスは、ブラジル・ワールドカップでイタリアDFジョルジョ・キエッリーニにかみついたことで、4か月間の活動停止処分を受けた。処分は24日に終了し、25日に行われるレアル・マドリーとのクラシコには出場が見込まれている。

 バルセロナでのデビュー戦を前に、L・スアレスはイギリス『ガーディアン』に次のように述べた。

「今までに経験してきた悪いことのすべてはもう過去だと思う。今は正しい道を進んでいると信じている。僕を助けてくれる人たち、正しい種類の人たちと一緒に取り組んでいるんだ」

「誰にでも、自分自身を守るのにそれぞれ違うやり方を持っているものだ。僕の場合は、プレッシャーや緊張感があのような形で表に出た。誰かの足を折るというリアクションになる選手もいるし、顔面を殴る選手もいる」

 一方で、2011年にマンチェスター・ユナイテッドDFパトリス・エブラに対する人種差別行為があったとして処分を受けたことには、今でも納得していないようだ。

「キエッリーニとの間に起こったことは最悪のものと見なされている。かみつくことがなぜそれだけ悪いと見なされるのかは理解している。一時の衝動としてのリアクションのようなものだ」

「かみついたことや、ダイブをしたことが悪かったのは分かっている。だが、人種差別で批判されたのは根拠のないことだ。どの文化にもそれぞれの表現方法があり、ウルグアイの人々にとっては相手が黒人でもそうでなくてもいつも使っている言葉だ」


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