beacon

元ディレクターが“禁断の移籍”狙いを証言 「レアル・マドリーはトーレス獲得を考えていた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

リバプール移籍前に狙う

 レアル・マドリーは、かつてライバルチームでプレーしていた時期のフェルナンド・トーレスの獲得を狙っていたという。レアル・マドリーの元ディレクターが明かした。

 トーレスはかつて、アトレティコ・マドリーにて17歳でリーガ・エスパニョーラでのデビューを飾った。19歳でキャプテンを務めるなど、「エル・ニーニョ(神の子)」と呼ばれ敬意を払われた。

 同じ街のライバルであるレアル・マドリーにとっては手強いライバルだったが、同時に獲得の興味をそそられる存在でもあったという。元レアル・マドリーの名手であり、2006年から09年までディレクターを務めたプレドラグ・ミヤトビッチ氏がスペイン『ラジオ・マルカ』で「私がクラブにいるときに、我々はトーレスの獲得を考慮した」と語った。

 狙っていたのは、リバプールに移籍する前のことだった。

「ディレクターになったなら、自身のオプションに目をやらなければならないし、トーレスは常に我々のリストに載っていた。我々は彼の獲得について話し合ったが、常に実現が厳しい取引だった」

「金の問題ではなかった。彼がプレーしていたクラブの方が問題だったんだ」

 45歳になる同氏は、トーレスのアトレティコ・マドリーへの帰還に驚いたという。

「驚きだったね。それに、シーズン途中で彼を獲得することは、私には意味がないように思える。おそらく、彼とアトレティコにとっては良い移籍なのだろうが、私には驚きだった」


▼関連リンク
2014-15シーズン冬の欧州移籍情報
リーガ・エスパニョーラ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP