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ヘリや機動隊がピッチに…アフリカ選手権準決勝で大暴動

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 アフリカ選手権の準決勝が5日に行われ、ガーナ代表が赤道ギニア代表を3-0で下し、決勝に進出した。ガーナ代表は前半42分にPKで先制すると、同アディショナルタイムにも加点。後半30分にFWアンドレ・アイェウ(マルセイユ)が勝利を決定づける3点目を奪った。8日に行われる決勝戦では、コートジボワール代表と対戦する。

 しかしこの試合で大暴動が起こった。『メトロ』など複数メディアによると、0-3とされて怒ったホスト国・赤道ギニアのサポーターが、選手たちに向けてボトルを投げ始めたことに端を発した。試合は後半38分に中断。両チームの選手はピッチ中央に集められ、ガーナサポーターは安全のためにゴール裏に避難した。

 ボトルの他にも様々なものが投げ込まれたたため、警察や機動隊を動員。ついにはヘリコプターまで登場する事態となった。中断時間は30分以上に及び、催涙ガスで鎮静化を図る場面も見られた。赤道ギニアの選手もサポーターに冷静になるように呼びかけた。

 落ち着いたところで試合を再開させるが、選手らは試合を終わらせるだけで精一杯。選手らは機動隊に守られながら、ロッカールームに引き上げた。

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