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ポカール決勝を前に両監督が“心理戦”

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 30日に行われるDFBポカール(ドイツ国内杯)決勝を翌日に控えた29日、ドルトムントユルゲン・クロップ監督とボルフスブルクのディーター・ヘッキング監督が“心理戦”を繰り広げた。

 ドルトムントの公式サイトによると、クロップ監督はGKロマン・バイデンフェラーとGKミチェル・ランゲラクのどちらがゴールマウスを守るか明言せず、一方でブンデスリーガ最終節を欠場したボルフスブルクDFナウドの起用をめぐり、敵将に揺さぶりをかけた。

クロップ監督「言ってくれよ。ナウドが出るかどうか教えてくれたら、私もキーパーをどちらにするか教えるから」

ヘッキング監督「私の予想は、ランゲラクがゴールを守って、ナウドは出場するだね」

 お互いの手の内を探り合い、最後まで“答え”は明かさなかった両監督。ベルリンのオリンピアシュタディオンで開催されるファイナルを前に気持ちも高ぶっているようだ。

「今シーズンの準備が始まった初日から、我々の目標はここに来て、何かインパクトを残すことだった。その目標が達成できて満足だよ。どの試合も難しく、ここまでの道のりは決して平坦ではなかった」

 ドルトムントでのラストマッチとなる決勝で有終の美を飾りたいクロップ監督がそう言えば、ヘッキング監督も「ベルリンに来たらいつも勝ちたいと思う。モチベーションはものすごく高まっている。いつも以上のパフォーマンスを見せる必要があるが、チームはそれを成し遂げてくれると信じている」と意気込んでいた。

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