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続投を諦めないインザーギ「解任の場合は別のクラブで監督を続ける」

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 ミランフィリッポ・インザーギ監督は29日の会見で、まだ続投を諦めていないと語った。また、解任された場合でも、別のクラブで指導者を続けると話している。

 レアル・マドリーを去ることになったカルロ・アンチェロッティ氏の復帰を目指しているミラン。シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は先日から今季のミランのプレーに苦言を呈しており、インザーギ監督の解任は確実とみられている。

 それでも、30日にセリエA最終節アタランタ戦に臨むインザーギ監督は、前日会見で次のように語った。イタリア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。

「どうして諦めなければいけないんだ? 私には契約がある。私はまだここに残れると信じているよ。そうじゃなければ、クラブからすでに言われているだろう。私は前進する。来季に向けて万全の準備をするつもりでいるよ」

「アンチェロッティ? 私はとても穏やかに1週間を過ごした。アンチェロッティは世界最高の指揮官の一人であり、私の友人だ。ミランが監督を代えるのであれば、私はいずれにしてもミランに感謝し、別の場所で続けていく」

 トップチームを率いるのが初めてだったインザーギ監督。難しいシーズンを過ごしたが、指導の道を続けていく意欲は失われていない。

「今季は私を大きく成長させてくれた。開幕時には疑問もあったが、今では自分がこれから30年にわたってハイレベルな舞台でこの仕事を続けていくと確信しているよ」

「ミランで別の役割をこなしたり、アンチェロッティのスタッフになる可能性? 考えられない。私は監督をやる。ほかのクラブとのコンタクト? それもない。私はミランと契約しているからだ」

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