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コパ決勝での国歌へのブーイング音量はフィーゴ氏へのブーイングを上回る119デシベル

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 先月30日に行われたコパ・デル・レイ決勝、バルセロナ対アスレティック・ビルバオ戦の開始前にスペイン国歌に対して浴びせられたブーイングは、かつての「裏切り者」に対してバルササポーターが浴びせたブーイングの音量を上回っていたようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

 それぞれカタルーニャとバスクを代表する両クラブのサポーターは、バルサの本拠地カンプ・ノウで開催された試合の開始前に流されたスペイン国歌に対して激しい指笛を鳴らした。国歌への敬意を欠く行為は大きく問題視され、スペイン政府は何らかの処分を科すことを検討している。

 報道によれば、今回のブーイングは119デシベルを記録。おおよその目安としては飛行機の離陸時のエンジン音や、ロックミュージックのライブなどに相当する音量となった。

 『ムンド・デポルティボ』は、かつてルイス・フィーゴ氏に対して浴びせられたブーイングの音量が最大110.9デシベルであり、今回はそれを上回ったと伝えている。バルサで活躍した後、2000年に宿敵レアル・マドリーへの「禁断の移籍」を実行したフィーゴ氏はバルササポーターから大きな批判を浴び、カンプ・ノウでのクラシコでは激しい指笛が鳴らされた。

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