ローマの5選手がアジアツアー中のインドネシアに入国できなかったことが分かった。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが報じている。

　入国できなかったのは、コートジボワールのFWジェルビーニョとFWセイドゥ・ドゥンビア、セルビアのMFアデム・リャイッチ、コロンビアのFWビクトル・イバルボ、パラグアイのFWアントニオ・サナブリアの5選手だ。それぞれ、インドネシア入国にはビザが必要という。

　入国トラブルにより、ローマのメンバーは空港で数時間待つことになったとのこと。オーストラリアでのプレシーズンマッチを終え、7時間かけてインドネシアに移動した選手たちには、疲労の色が見えていたという。

　クラブの手続きに問題はなかったのだろうか。ローマは必要な手続きを済ませていたと主張している。イタロ・ザンズィCEOは入国後の会見で、次のように述べた。クラブの公式ウェブサイトがコメントを伝えている。

「5人は今、ローマに戻っている。本当に残念なことだ。我々はここに来るために大きな努力をしてきた。全員がそろった状態でここにいたかったね」

　ローマはインドネシアでファンイベントや紅白戦を披露する予定となっている。

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