ラージョが、北京国安の中国代表FWチャン・チェンドン獲得に迫っているようだ。

　ラージョは昨年、中国の銭宝(Qbao.com)とスポンサー契約を結んだ。その関係で、新シーズン前に中国人選手の獲得が義務付けられていることが報じられていた。

　現在中国でプレシーズンを行っているラージョは、29日に銭宝のプロモーションの席でチャン・チェンドン入団を発表。ツアー後にマドリッドでメディカルチェックを受け、問題がなければ正式に移籍が決定する見通しだ。

　チャン・チェンドンは、過去にも欧州でプレーした経験がある。2009年にポルトガルのマフラに加入し、そこからのレンタルでポルトガル1部のウニオン・レイリアとベイラ・マル、ドイツ2部のブラウンシュヴァイクでのプレーした。

　ラージョで背番号16を付けるチャン・チェンドンは、スペイン移籍に際して次のように話している。

「明日の親善試合には出場しない。僕とクラブはマドリッドでメディカルチェックを受けることを優先したいからだ。僕にとってヨーロッパで2度目の挑戦となる。大きなチャレンジになると自覚しているけれど、自分に準備はできていると感じる」

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●2015-16シーズン欧州移籍情報