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前後半でサイドを変えた原口「後半はちょっと難しかった」

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[8.21 ブンデスリーガ第2節 ヘルタ・ベルリン1-1ブレーメン]

 ブンデスリーガは21日、第2節1日目を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンはホームでブレーメンと対戦し、1-1で引き分けた。原口は右サイドで今季初先発を果たし、後半からは左サイドに回ってフル出場。しかし、チームはホーム開幕戦を勝利で飾ることができず、開幕連勝を逃している。

「意気込みとしては点を取ることだったし、チームを勝たせることだったけど、それが果たせなくてちょっと悔しい」。今季初先発の意気込みをそう語った原口。引き分けという結果に悔しさをにじませつつも、自分自身のプレーには手応えもあった。

 実際、前半は右サイドから果敢にドリブルで仕掛け、何度もチャンスを演出。「個人的な調子は悪くなかったし、下を向く必要はないと思う。次、出るかは分からないけど、しっかり調整したい」。惜しむらくは左サイドに回った後半か。「今日は右のほうが前半も後半もうまくいっていた部分があったので、後半はちょっと難しかった」と本人も認める。

 パル・ダルダイ監督には常にベンチサイドに原口を置き、直接指示を出す狙いがあったようだ。「監督から『常に自分のサイドで指示が聞こえるように』と。やっぱり多少不安があるのか、『自分のサイドで(プレーしろ)』と試合前に言われた」と明かした。

 原口自身は指揮官の戦術は「理解できているつもり」だし、たとえベンチサイドでなくても「全然問題ない」と言うが、それだけ期待されているということかもしれない。「右も左もできるのは自分の持ち味。どちらのサイドでもチャンスをつくれたらいいなと思っている」と前向きにとらえていた。

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