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マルシャルをユナイテッドに奪われたベンゲル 「モナコが今年売るとは思わなかった」

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 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、この夏モナコからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したFWアントニー・マルシャルに関心を持っていたことを認めつつ、モナコが今年同選手を放出したのは意外だったと話している。

 マルシャルは夏の移籍市場最終日に、10代選手としては史上最高額となる移籍金3600万ポンドでユナイテッドへ移籍。ボーナスも含めれば最大5800万ポンドにも達するという巨額の移籍金に注目が集まったが、すでに3ゴールを記録してその高い評価に応えている。

 ベンゲル監督としては、自身の古巣であるモナコで頭角を現しつつあったニュースターに目をつけながら、ライバルチームに機先を制されてしまった形だ。4日に行われるプレミアリーグ第8節のユナイテッド戦を前に次のように語ったとしてイギリス『デイリー・スター』が伝えている。

「モナコが今年彼を売ることはないと思っていた。ほかの選手を大勢放出していたからだ。実際に彼らは売らないと言っていたし、売る必要もないのでその言葉どおりにするものだと思っていた」

「金額は非常に大きなものだったが、モナコは彼を来シーズン売ることもできただろう。売られたことには驚いたよ。例外的な金額が提示された場合のみ可能なことだった」

 リヨンの下部組織で育ったマーシャルは2013年夏にモナコに移籍したが、ベンゲル監督はそれ以前から同選手に関心を抱いていたと語った。

「我々はずっと彼のことを気に入っていた。リヨンにいたときからだ。リヨンが彼を500万ユーロで売ったことも驚きだったよ」

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