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ランパードが見たチェルシー、リバプール戦は「壊れていた」…モウリーニョの解任には否定的

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 かつてチェルシーでプレーし、現在はNYシティに所属する元イングランド代表MFフランク・ランパードが古巣・チェルシーはジョゼ・モウリーニョ監督にこだわるべきと自論を述べた。英『スカイスポーツ』が『マンデーナイト・フットボール』に出演したMFのコメントを伝えている。

 リバプール戦を見たランパードは「モウリーニョはハイインテンシティの試合を好むが、僕の目にリバプール戦でそうは見えなかった。プレスを仕掛けていたが、それは壊れていた」と説明し、「プレスをかけるタイミングは数秒でも遅れれば、相手は自由にプレーできてしまう」と話した。

 またレジェンドはMFエデン・アザールについても言及。「エデン・アザールは昨季に世界最高の選手の一人であることを証明したが、彼がそのことで口ばかりの男になることはないだろう」とコメント。「彼はボールとともに多くのことを実現させていくような選手だからね」と話した。

 不振にあえぐチェルシーでは、今後の2試合でジョゼ・モウリーニョ監督の進退も決まるとの見方もある。しかしランパードは指揮官の解任に否定的な立場であると明かした。「もし、そんな話しが進んでいるとしたらナンセンスだよね。僕は信じてないよ」とコメント。

「安定性があるのが理想的なんだ。マンチェスター・ユナイテッドはアレックス・ファーガソン監督と理想的なチームを作り、過去の偉大なリバプールの監督たちもそうだった」

「みんなは監督に残って欲しいし、若手にも出てきてほしいという。チェルシーがモウリーニョにこだわるとすれば、それはとても興味深いことになるね」

「彼(モウリ-ニョ)は4年契約を結び、チェルシーの監督として史上最高の成績を残してワールドクラスだと証明してきたんだ。チェルシーは彼にこだわるべきだ」

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