beacon

4得点快勝も満足を知らないバイエルン 「この姿勢を維持したい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 バイエルンは7日、ブンデスリーガ第12節でシュツットガルトにホームで4-0と大勝した。首位を快走する王者だが、常に改善を目指している。

 前節のフランクフルト戦がスコアレスドローに終わり、開幕からの連勝記録が10試合で止まったバイエルン。だが、ミッドウィークのチャンピオンズリーグでアーセナルに5-1と大勝したドイツ王者は、この日も前半だけで4ゴールを奪い、国内でも再び見事な勝利を飾った。

 もちろん、ジョゼップ・グアルディオラ監督は満足している。試合後のコメントを、ドイツ『AZ』などが伝えた。

「3日ごとにプレーし、このようなメンタリティーを見せるのは難しい。チームには感謝している。これまで彼らはうまくやってくれた。ウィンターブレイク、そしてシーズンが終わるまで、彼らがこのメンタリティーやこのアグレッシブな姿勢を維持できることを願っているよ」

 だが、国内で圧倒的な強さを見せるバイエルンだけに、求められることも大きい。バイエルンを率いて3年目のグアルディオラ監督も、それをよく分かっている。

「3冠を獲得できなければ悪いシーズンとなる。私はここがどこであるか知っている。バルセロナと同じだ。我々は勝って、また勝って、また勝たなければいけない」

 厳しく自己評価する姿勢は、1ゴールを挙げたMFアリエン・ロッベンも同じだ。

「僕たちはスペースをうまく利用し、良いプレーを見せることができた。でも、僕は後半に2つの大きなチャンスを逃してしまった。自分も欲が強いので、決めたかったし、結構悔しかったよ。1点だけじゃなく、2点、3点と決められる方が、もちろん良いことだからね」

「自分たちに満足してはいけない。このような向上心を持つのは良いことだね。いつもフルスロットルで突き進まなければいけない。みんなこのチームの一員であることを誇りに思っているだろう」

 一方で、グアルディオラ監督は過密日程におけるターンオーバーの必要性も口にしている。シュツットガルト戦では、DFフィリップ・ラームやMFシャビ・アロンソをベンチに置き、DFジェローム・ボアテングをハーフタイムに交代させている。

「ターンオーバーしか方法がない。我々は3日ごとに試合があり、選手たちには休みが必要だ。回復し、しっかりと睡眠を取り、食べなければいけない」

「ヨシュア・キミヒ? 彼が常にプレーしないことをどう説明すればよいのだろうか。トレーニングではいつも優れたプレーを見せてくれている。今日も素晴らしいプレーだった。私にとって、息子のような存在だよ」

●ブンデスリーガ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP