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EURO組織委員長、安全な開催を強調 「中止を論じることはテロリストを利する」

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 13日にパリで起きた同時テロ事件で開催への懸念が高まっているEURO2016だが、大会運営委員長は安全な開催への自信を強調した。中止の可能性を議論することは、それだけでテロリストたちを利すると訴えている。

 フランスでは今年1月、シャルリー・エブド襲撃事件も発生している。1年と経たないうちに大規模なテロ事件で多くの犠牲者が出たことで、来年夏に開催予定のEURO2016でも安全が確保されるのかが議論されている。

 フランスサッカー連盟のノエル・ル・グラエ会長も、「EUROに関して前から懸念あったが、現在はそれが強くなっている」と安全上の懸念を口にした。

 だが、ジャック・ランベール委員長は次のように述べ、開催を強調している。フランスメディアでのコメントを、イギリスメディアが伝えた。

「EURO2016を中止すべきか議論するのは、テロリストたちを利することになる。1月に(シャルリー・エブド襲撃事件で)高まったリスクレベルがさらに高まった。当然、今からEURO2016までテロに対する計画を緩めることはない」

「我々は、最も安全なコンディションでEURO2016が開催されるように決定を下していく。スタジアム内の安全は機能している。よりリスクがあるのは、パブリックスペースだ」
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