beacon

[CL]クラシコ大敗を乗り越えて前を向きたいベニテス「どの目標にもまだ手が届く」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 レアル・マドリーは25日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第5節のシャフタール戦に臨む。ラファエル・ベニテス監督は、クラシコでの大敗を乗り越えて前を向く姿勢を強調している。

 21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節の大一番、ホームでのバルセロナ戦に0-4の衝撃的大敗を喫したレアル。前節セビージャ戦に続いての連敗で、首位バルサと6ポイント差の3位に転落してしまった。

 欧州CLではすでに決勝トーナメント進出を決めているとはいえ、悪い流れを断ち切るために何としてもシャフタール戦で結果が欲しいところだ。試合前日の会見で意気込みを見せたベニテス監督のコメントをスペインメディアが伝えている。

「バルセロナ戦は痛みを伴う試合だったが、前を向いていかなければならない。我々は素晴らしいチームと戦ってグループを首位通過するためにここにいる。素晴らしい監督の率いているチームだが、勝つことに集中しなければならない」

「我々は長い間首位に立っていたし、非常に良い数字を残していた。できるだけ早く勝ち始めることが重要だ。ミスを犯したことも分かっているが、以前に良い戦いができたことも分かっている。勝利を目指して戦い、できるだけ多くの目標を達成できるようにしたい。どの目標もまだ手の届く距離にある」

 当面はフロレンティーノ・ペレス会長の支持を得て続投が決まったとはいえ、ベニテス監督への批判も強い。だが同監督は批判を意に介してはいないと主張した。

「私は責任を負っている。良い結果を出して、マドリーファンが満足できるように仕事に取り組んでいる。私がどれくらい批判されるかは重要なことではない」

「レアル・マドリーと利害が一致しない人々がいるのは明らかだ。チームが良い戦いをして、疑問のつけようがない数字を出していたときにも批判はされていた。ここではそれが普通だよ。チームには十分な力があり、この2つの敗戦を多くの勝利に変えていけるはずだ」

 シャフタール戦にはメンバーを入れ替えて臨むことも示唆した。

「1週間に2試合を戦うのであれば、私としてはローテーションをしたい。選手たちがそれぞれのレベルを示して、メンバー内に競争を生み出せるような機会を与えようと思う」

●欧州CL15-16特集
●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP