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奇跡の16年連続16強入り目指すアーセナル「我々にはポジティブな歴史がある」

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は9日、グループリーグ第6節2日目を行う。F組のアーセナル(イングランド)は16シーズン連続となるグループリーグ突破を懸け、敵地でオリンピアコス(ギリシャ)と対戦する。

 F組では、すでにバイエルン(ドイツ)の首位通過が決定。2位は勝ち点9のオリンピアコスで、3位アーセナルは勝ち点3差でこれを追っている。最終節の直接対決に勝てば、勝ち点9で並ぶことができるアーセナルだが、ホームでオリンピアコスに2-3で敗れているため、直接対決の成績で上回るには、3-2以上の1点差勝利または2点差以上での勝利が必要になる。

 アーセン・ベンゲル監督は試合に向けた記者会見で「我々はあらゆるシナリオを想定しなければいけない。自分たちのパフォーマンスに集中することが重要だ」と語った。クラブの公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

「我々が上手くやれば結果は付いてくるだろう。どれだけのゴールが生まれるかは分からない。しかし、期待どおりのプレーができればチャンスはあるはずだ」

「理想を言えば、耐え忍ぶような状況にはなってほしくない。しかし、そうなる可能性もある。重要なのは、我々が攻撃を繰り返し、この試合に勝利したいという願望をぶつけることだ」

 2連敗スタートから巻き返し、16強入りへ望みをつないだアーセナル。奇跡のグループリーグ突破へ、過去の歴史を自信に変えるべきだと指揮官は主張する。「ポジティブなのは、我々が過去15シーズン連続でベスト16に進出していることだ。我々にはポジティブな歴史がある。最高のパフォーマンスを発揮すれば、必ず勝ち抜けることができるはずだ」と力説した。

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