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母国でのCLを待ちわびるバルサGK「家までここから1時間だ」

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は9日、グループリーグ第6節2日目を行う。すでに首位通過を決めているバルセロナ(スペイン)は敵地でレバークーゼン(ドイツ)と対戦するが、ドイツ代表歴もあるGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンにとっては感慨深い一戦になりそうだ。

「家の近くにいられて満足している。ここからたった1時間だ。家族が僕を見に来るし、とても幸せだ。この試合はとても重要だし、勝ちたい。それがすべてだ」

 試合会場で記者会見に出席したテア・シュテーゲンは母国でのプレーを待ちわびた。クラブの公式サイトがコメントを伝えている。

「過去にドイツにいた経験から、どういったスタンドなのかよく知っている。みんながビックリしてくれるといいと思っている。新たなサポーターを発掘するのは面白いことだし、僕がバルセロナに来てから、新たなサポーターをいろいろと見つけた。ローマに行ったときも、違うタイプのサポーターがいた」

 ボルシアMGから昨季、バルセロナに加入。リーグ戦での出場機会はなかったが、スペイン国王杯と欧州CLでゴールを守り、チームの3冠達成に貢献した。今季もリーグ戦はGKクラウディオ・ブラーボの控えとして4試合の出場にとどまっているが、欧州CLでは昨季に続いてレギュラーを務めている。

「リズムは足りなくない。週中に多くの試合をこなしているからだ。残念ながら、先週の国王杯は負傷でプレーできなかった。僕は自分がプレーできる試合すべてで幸せだ。唯一、僕ができることは、ルイス・エンリケの決断を難しくすることのみだ。彼がゴール下にだれを置くか決めるのであり、僕は自分の日々の練習をこなすだけだ」

 今後は日本で開催されるクラブW杯も待っている。ルイス・エンリケ監督はブラーボとテア・シュテーゲンのどちらを起用するか明らかにしていない。

「クラブW杯については考えていない。目の前にあるのは、水曜日の試合だ。この試合で僕らは良いゲームをし、勝ちたい」。レバークーゼン戦に集中するテア・シュテーゲンは「いつもどおり、我々は勝ちたい。このグループで自分たちのほうが上だということを勝って証明しなければならない」と意気込んだ。

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