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徳島、2点差追い付くも初勝利ならず…山形は開幕アウェー3連戦を未勝利で終える

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[3.13 J2第3節 徳島2-2山形 鳴門大塚]

 開幕から未勝利が続く徳島ヴォルティス(2敗)とモンテディオ山形(1分1敗)の一戦は2-2の引き分けに終わり、互いに今季初勝利はならなかった。14年は徳島、昨年は山形がJ1に在籍していたこともあり、リーグ戦では3シーズンぶりの顔合わせとなった両チーム。12年のJ2第32節(2-2)、13年のJ2第18節(2-2)、同第33節(2-2)に続き、4試合連続で2-2のドロー決着となった。

 開幕2連敗スタートとなった徳島は、それまでの2試合で採用していた4-4-2から3-4-2-1に布陣を変更。山形と同じシステムで臨み、連敗脱出を図った。しかし、先に主導権を握ったのは山形。前半13分、MF佐藤優平の左CKにファーサイドのMFディエゴが頭で合わせ、先制ゴールを奪った。同30分にはMF山田拓巳がPA内右で粘ると、マイナスのクロスをディエゴが右足で押し込み、追加点。ディエゴのJ2通算50得点目で山形が2-0とリードを広げた。

 2点のビハインドを負った徳島は後半開始から積極的に動く。ハーフタイムにMF渡大生をMF内田裕斗、FW佐藤晃大をMF木村祐志に交代。2枚替えでシステムも4バックに戻した。すると後半12分、ドリブルで中央を駆け上がったFW山崎凌吾がPA手前から左足でミドルシュート。今季、鳥栖から期限付き移籍で加入した山崎のJリーグ初ゴールで1点を返すと、後半28分にも山崎が抜け出し、再びPA手前から冷静に左足で流し込んだ。

 山崎の2ゴールで2点差を追いつき、引き分けに持ち込んだ徳島。開幕からの連敗は2で止まったが、開幕3試合未勝利(1分2敗)となった。一方の山形は開幕アウェー3連戦で2分1敗。同じく勝利がないまま、次節20日に開幕3連勝で首位タイのC大阪とホーム開幕戦を迎える。

●[J2]第3節2日目 スコア速報

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