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リネカー氏:「C・ロナウドが衰えた後にはベイルがマドリーを導く」

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 元イングランド代表で、名古屋グランパスでプレーした経験も持つゲーリー・リネカー氏が、自身が保持するイギリス人のリーガ・エスパニョーラ最多得点記録に並ぶレアル・マドリーMFガレス・ベイルについて言及した。

 ベイルはリーガで、ここまでに42得点を決めており、リネカー氏がバルセロナで記録したイギリス人の同リーグ最多得点記録に並んでいる。ベイルが新記録を打ち立てるのは時間の問題となっているが、リネカー氏は気にしていない様子だ。サッカー界のレジェンドは、スペイン『アス』とのインタビューで次のようにコメントした。

「ベイルは素晴らしい才能の持ち主だ。私たちはタイプが違う選手だが、彼が私の記録を超えていくことは素晴らしいと思う」

「ベイルのマドリー加入シーズンの活躍は見事なもので、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイの決勝で点を決めた。2シーズン目はうまくいかず、観衆から批判も浴びせられたね。しかし、私は彼の執着していく姿勢を称賛している。イギリスのクラブに戻ると言うのは簡単だが、彼は逆境に耐え抜き、もう一度素晴らしいプレーを見せ始めた」

 リネカー氏が103試合で42得点を決めたのに対して、ベイルは74試合で同得点数に到達している。

「私は今日のように簡単にゴールが奪えない時代に、多くの得点を決めてきた。自分の勢いを削いだのは、クライフが私を右サイドに据えたからなんだよ」

 同氏は一方で、ベイルがFWクリスティアーノ・ロナウドの跡を継ぎ、マドリーを引っ張る存在になるとの見解を示した。

「彼はほかの選手と同様に、クリスティアーノの影に隠れ続けることになるだろう。しかしクリスティアーノが衰え始めたときには、チームを導く存在になる可能性だってあるよ」

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