UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は15日に準決勝の組み合わせ抽選会が行われ、バイエルンはアトレティコ・マドリーと対戦することが決定した。欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトやクラブ公式サイトが、DFフィリップ・ラームやMFシャビ・アロンソのコメントを伝えている。

　バイエルンは、13日の敵地での準々決勝第2戦ベンフィカ戦は2-2の引き分けに終わったが、2試合合計3-2で5シーズン連続の準決勝進出を決めた。2012-13シーズンに欧州制覇をして以降、バイエルンは2シーズン連続でベスト4敗退となっており、今シーズンは3シーズンぶりの決勝進出を目指すこととなる。

　主将のラームはバルセロナを破って勝ち上がってきたアトレティコを警戒している。「簡単にはいかないだろう。だが、それは初めからわかっていたことだ。相手は守備が上手く、同時に攻撃のクオリティーも高いアグレッシブなチームだ。バルセロナに勝ったのは偶然ではない。面白い試合になるだろう。僕たちは守備的なチームを相手にどのようにプレーすべきかわかっている」と、準決勝突破に自信をみせた。

　また、アロンソは「強い相手と当たることになった。アトレティコはディエゴ・シメオネ監督の下で、強さを存分に見せているし、どの試合にもしっかり準備してくる。でも彼らのことはすでによく知っているし、これからもっと研究する。アトレティコは失点数が少なく、ホームでの雰囲気は最高だ。でも僕らがいい戦いを見せれば、会場の雰囲気など問題にならない。僕らはピッチで起きることだけに集中する必要がある」と気を引き締めている。

　試合は第1戦を27日にアトレティコのホームで、第2戦を5月3日にバイエルンのホームで開催する。

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