beacon

8強敗退も…ドイツ王者と対等に渡り合ったベンフィカ「欧州全土に実力示せた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.13 欧州CL準々決勝第2戦 ベンフィカ2-2バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は13日、準々決勝第2戦を行った。ベンフィカ(ポルトガル)はホームでバイエルン(ドイツ)と2-2で引き分けたが、2試合合計2-3で敗退が決まった。ルイ・ビトーリア監督の試合後のコメントを欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが伝えている。

「勝ちたかったね…」。ドイツ王者をギリギリのところまで追いつめたベンフィカだったが、わずかに及ばず、準優勝した89-90シーズン以来、26年ぶりとなる4強入りとはならなかった。

「収穫を得た2試合だった。我々は世界最強チームの1つに対し、2試合を通じて素晴らしい勝負を演じてみせた。最後の瞬間まで戦い抜き、常に自分たちのサッカーを信じていた。敗退は悲しいが、選手たちが非常に強い相手と互角に渡り合ったことは嬉しい。ファンの反応を見ればわかるが、彼らも同じ気持ちだと思う。ベンフィカは今日、欧州全土に自分たちの力を誇示した。その点では全員が喜びを感じた試合だったね」

 選手たちを称えるビトーリア監督。現在、ベンフィカはポルトガルリーグで首位に立っている。「これからは普段と同じく、次の試合に専念したい。このままハードワークを続ければ、今後も今シーズンのように欧州の舞台で輝けるチャンスが訪れるはずだ」。残りのリーグ戦5試合をしっかり戦って、欧州CL出場圏内を確保し、来シーズンでのリベンジを誓う。

●欧州CL15-16特集

TOP