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バルサ、リーガ3連敗はファン・ハール政権以来13年ぶり

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 先週末のリーガエスパニョーラ第33節でホームにバレンシアを迎えて1-2と敗れたバルセロナだが、リーガで3連敗を喫したのは13年ぶりのことだったようだ。

 今月2日、リーガ第31節でレアル・マドリーとのクラシコに臨んだバルセロナは、宿敵にホームで1-2と逆転負けした。負の連鎖はそこから始まり、続く第32節レアル・ソシエダ戦を0-1で落とすと、チャンピオンズリーグではアトレティコ・マドリーの前に屈してベスト8敗退が決定。一時公式戦39試合で無敗を貫いていたチームが、最近5試合を1勝4敗で過ごしている。

 なお、バルセロナが最後にリーガで3連敗を喫したのは2003年のこと。ルイス・エンリケ現監督が選手としてクラブに在籍していた当時、ルイス・ファン・ハール監督(現マンチェスター・ユナイテッド)に率いられていたチームは、バレンシア戦(2-4)、セルタ戦(0-2)、アトレティコ戦(0-3)と3連敗。負の連鎖を止めるべくクラブ首脳陣はセルタ戦後にファン・ハール監督の解任を決断したが、トーニョ・デ・ラ・クルス暫定監督の下でも連敗をストップすることはできなかった。

 現在得失点差で首位に立つバルセロナが自力で優勝するためには、残り5試合で全勝しなければならない。その対戦相手はデポルティボ、スポルティング・ヒホン、ベティス、エスパニョール、グラナダ。上位陣との対決は残されていない。

 しかし、残留争いにしのぎを削るチームとの試合は、簡単なものとはならないかもしれない。バルセロナは3連敗から立ち直り、優勝に向けて前進できるだろうか。

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