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「やっと決められた」FW江坂のJ1初ゴールが決勝点!! 大宮が2戦連続完封勝利

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[5.21 J1第1ステージ第13節 鳥栖 0-1 大宮 ベアスタ]

 J1は21日、第1ステージ第13節を開催し、ベストアメニティスタジアムではサガン鳥栖大宮アルディージャが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半29分にFW江坂任のゴールで先制した大宮がそのまま逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。

 最初に好機を創出したのはアウェーの大宮だった。後半10分、MF横谷繁のスルーパスから抜け出したFWドラガン・ムルジャがシュートまで持ち込んだが、GK林彰洋に弾き出されてしまう。さらに同29分にはMF家長昭博の浮き球のパスからPA内に進入したムルジャが右足シュートで狙ったものの、またもや林に阻まれてネットを揺らすには至らなかった。

 大宮の守備を崩し切れずになかなか攻撃の形を作れない鳥栖は、後半33分に負傷したMF金民友がMF岡本知剛との交代を余儀なくされるアクシデントが発生。同41分には右サイドからDF藤田優人が送った鋭いクロスをファーサイドで受けたDF吉田豊が、左足シュートでゴールを脅かしたがボールはポストを叩いてしまった。

 スコアレスのまま後半を迎えると、両チームともにシュートまで持ち込む場面を作り出しながらも、なかなか得点が生まれずに試合は進んでいく。すると鳥栖は後半19分、FW岡田翔平に代えてFW富山貴光を投入して状況を打開しようと試みる。同23分にはFKの流れから岡本がジャンピングボレーを枠内に飛ばしたが、好反応を見せたGK加藤順大にストップされた。

 対する大宮は同26分、右サイドから横谷が粘って上げたクロスを投入されたばかりの江坂がヘディングで合わせたものの、ボールは林の守備範囲に飛んでしまう。しかし同29分、ムルジャが送った右クロスをヘッドで合わせた江坂が今度はネットに突き刺し、大宮がついに先制に成功。その後は鳥栖の反撃を体を張った守備でしのいで1-0の完封勝利を収めた。

 J1初ゴールを奪ってチームを勝利に導いた江坂は「1本目決められなかったので、2本目で決められて良かった。やっとゴールを決められたという印象です」と笑顔を見せると、「勝ちにつながるゴールやアシストをしていくのが自分の仕事だと思う。そういう部分を大事にやっていきたい」とさらなる飛躍を誓った。


●[J1]第1ステージ第13節 スコア速報

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