アトレティコ・マドリーは28日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリーと対戦する。この試合でディエゴ・シメオネ監督は史上3人目の快挙に挑むことになる。

『UEFA.com』によると、アトレティコが欧州制覇を果たせば、シメオネ監督はチャンピオンズリーグを制した史上3人目の欧州域外出身監督となる。これまでにチャンピオンズリーグの頂点に立った欧州域外出身監督は、シメオネ監督と同じアルゼンチン人監督で、レアル・マドリーを率いて1958年、59年に連覇したルイス・カルニグリア、インテルを率いて1964年と65年に連覇したエレニオ・エレーラの2人となっている。

　2シーズン前の13-14シーズンに決勝まで勝ち上がったアトレティコだが、レアルに延長戦の末に敗れてチャンピオンズリーグ初制覇を逃している。シメオネは2年前のリベンジを果たし、史上3人目の快挙を成し遂げられるだろうか。

---

●欧州CL15-16特集
●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集