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イブラヒモビッチを恐れるブッフォン「チームに影響力を及ぼす数少ない選手の一人」

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12年前にはイブラに決められて手痛いドロー。再戦で借りを返したいが…

 イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは、17日に行われるユーロ2016グループE第2節での対戦を前に、スウェーデンFWズラタン・イブラヒモビッチが脅威となる存在であることを認めている。

 イタリアとスウェーデンは、12年前のユーロ2004でもグループステージ第2節で対戦。イブラヒモビッチに同点ゴールを許して1-1で引き分けたイタリアは、最終的に勝ち点5を獲得しながらもグループステージ敗退に終わる結果となった。

 当時の試合でもゴールを守っていたブッフォンは、再戦を前にして会見で次のように語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが同選手のコメントを伝えている。

「良い思い出ではないね。12年間が過ぎたけど、当時はズラタンがどういうキャリアを歩んでいくかも分からなかった。今でも僕らは彼のことをすごく恐れているよ」

「チームに影響力を及ぼすことができる数少ない選手の一人だ。スウェーデンがイブラだけではないというもの事実だけど、彼の能力がチームメートたちを上回っていることにも疑問の余地はない」

 今大会初戦でベルギーに2-0の勝利を収めたイタリアだが、2年前のブラジルW杯ではイングランドを破ったあと第2節でコスタリカに敗れた。その二の舞いは避けなければならない。

「歴史的に、イタリアはいつも第2戦で苦しんできた。スタートは安心できるものだったけど、僕らは自分たちの限界を分かっている。それを知っているからこそ、失敗しないためにピッチ上で何をするべきか分かる」

「素晴らしい戦いができればスウェーデンに勝つことができるだろう。良い戦いをしただけでは引き分けるだろうし、及第点やそれ以下なら負けることになる。何もプレゼントしてくれるような相手じゃないからね」

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