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スウェーデン監督、不発のイブラヒモビッチを擁護「FWにはサポートが必要」

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 13日に行われたユーロ2016グループE第1節の試合で、スウェーデンとアイルランドは1-1のドローに終わった。スウェーデンのエリック・ハムレン監督は結果に不満な様子を見せつつ、FWズラタン・イブラヒモビッチのプレーに対しては擁護の言葉を述べている。

 前半から試合を優位に進めていたアイルランドは、後半立ち上がりの48分に先制。スウェーデンもそこからようやく反撃に転じ、71分にイブラヒモビッチの折り返しから相手オウンゴールを誘って同点に持ち込んだ。

 だが、強敵ベルギーやイタリアとの対戦を控えての勝ち点1という結果にハムレン監督は満足していない。『beINスポーツ』などが試合後の指揮官のコメントを伝えた。

「追いついて引き分けたとはいえ、今の気持ちは満足というよりも落胆している。突破したいのであれば今後の試合で300%の力を尽くさなければならない」

「負けなかったのは良いことだが、最初の50分間で本来のレベルのプレーができなかったことが残念だ。アイルランドは見事だったね。本当に際立ったプレーを見せていた。我々は望みどおりのレベルに達することができなかった」

 エースのイブラヒモビッチは試合を通して枠内シュートゼロに終わったが、ハムレン監督は周囲のサポートも不十分だったとして擁護している。

「FWとしてプレーするためにはサポートが必要だ。我々の攻撃のプレーは本当に良くなかった。最初の50分間、FW陣にはあまり仕事をする機会がなかった」

「50分を過ぎてからはチーム全体として良くなった。いくつかチャンスも生まれてきたし、ゴールの場面にも彼は絡んでいたよ」

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