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今夏2選手をめぐり場外クラシコが勃発! レアルとバルサが過去に獲得競争した選手たちは?

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ネイマール、ベッカム、ロナウジーニョ、L・スアレス、エーデゴーア...

 レアル・マドリーバルセロナは、今夏ある2選手を同様に補強のターゲットとしている。この2クラブは過去にも同じ“獲物”を追い続けてきた。スペイン『マルカ』が伝えている。

 レアルとバルサが現在狙っているのは、バレンシアMFアンドレ・ゴメスとパルメイラスFWガブリエル・ジェズスの2選手だ。前者は2015-16シーズンのリーガエスパニョーラでのプレー、さらにポルトガル代表として臨んだユーロ2016で評価を高め、後者はブラジル代表FWネイマールを超えるといわれる逸材である。

 レアルとバルサの標的が被ってしまうのは、これが初めてではない。直近の例でいえば、昨年夏レアルがポルトから獲得したDFダニーロ。バルサは当時FIFAからの処分で6カ月間同選手を試合に出場させられない状況だったにもかかわらず、このブラジル代表DFの獲得を望んでいた。

 そして、激しい争奪戦として有名になったのが、先日バルサとの契約延長が発表されたネイマールだ。ネイマールは2011年9月にレアル入りのためのメディカルチェックを受け、2012年のロンドン・オリンピック後にレアルに移籍することで合意していた。だが、そこから関心を強めたバルサが巻き返し、最終的にネイマールは2013年夏にサントスからバルサへと移籍を果たした。

 バルサの最強3トップ“MSN”のもう一人、FWルイス・スアレスにもレアル移籍の噂があった。2014年夏、レアル首脳陣は大物ストライカーの獲得を画策。そこで名前が挙がったのがL・スアレスだった。しかしながら当時指揮を執っていたカルロ・アンチェロッティ監督(現バイエルン)が難色を示し、獲得を見送った経緯がある。

 また、今はアーセナルで活躍するドイツ代表MFメスト・エジルをめぐっても、レアルとバルサは獲得レースを演じていた。バルサは2009年、エジルが当時在籍していたシャルケと交渉を進めていたが、結局南アフリカ・ワールドカップで輝きを放ったエジルを射止めたのはレアルだった。

 2003年には、当時バルサの会長選に立候補したジョアン・ラポルタ氏がマンチェスター・ユナイテッドに所属していたMFデイビッド・ベッカムの獲得を公言した。だが、ベッカムはレアル移籍を選択。その代わりに、バルサはレアルが狙っていたMFロナウジーニョをパリSGから獲得した。

 さらに振り返れば、故アルフレッド・ディ・ステファノ氏、現在レアルのBチームでプレーするMFマルティン・ウーデゴーアなども、バルサとレアルが獲得を争った歴史がある。

 名だたる選手たちを我が物にしようと場外でも“クラシコ”を行ってきたレアルとバルサだが、A・ゴメスとジェズスに関してはどのような結末を迎えるだろうか。

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