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SBマルセロが2戦3発と大暴れ! レアルが3-2で逃げ切り勝利 チェルシーはアザール2発も及ばず

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[7.30 IC杯 R・マドリー3-2チェルシー]

 インターナショナル・チャンピオンズ杯(IC杯)が30日に行われ、レアル・マドリー(スペイン)とチェルシー(イングランド)が対戦した。前半に3得点を奪ったレアルが3-2で逃げ切った。

 チェルシーは前半3分、MFウィリアンのFKからDFジョン・テリーとMFネマニャ・マティッチが完全に抜け出したが、GKキコ・カシージャに止められ、シュートは打てずに早々のチャンスを逃した。同5分にはマティッチのバックパスがクロスバーを直撃。すると、徐々に流れはレアルに傾く。

 前半19分、レアルはDFマルセロが左サイドからウィリアンをかわして中央にカットインし、利き足とは逆の右足を振り抜く。強烈なミドルシュートがMFオスカルに当たってわずかにコースが変わり、GKアスミール・ベゴビッチも弾き出すことができず、レアルが先制点。マルセロは27日のパリSG戦(1-3)に続いて2試合連続ゴールとなった。

 先制したレアルはその勢いのままに追加点を挙げる。前半26分、ハーフェーライン付近でパスカットしたマルセロが味方とのワンツーからそのままドリブル突破。PA内に侵入し、左足シュートをゴール左隅に突き刺して2-0とする。さらに同37分、FWアルバロ・モラタのリターンをマルセロが中央にはたくと、FWマリアノ ディアス・メヒアが距離はあったがダイレクトで右足一閃。昨季の欧州王者が3-0と一気に突き放した。

 まさかの3点差で後半を迎えたチェルシーは後半8分に新戦力FWミシー・バチュアイがゴール正面でボールをおさめて、そのまま強引にPA手前から右足シュートを放ったがGKカシージャに止められてしまう。同12分にはMFエデン・アザールを投入したが、チェルシーはチャンスメイクに苦しむ場面が目立つ。

 それでもチェルシーは後半35分に1点を返す。自陣からのフィードで裏を取ったアザールが飛び出したGKをかわして無人のゴールに流し込み、1-3。同40分にはPA手前やや左でFKを獲得し、MFフアン・クアドラードが直接狙ったが、ゴール右に外れる。同アディショナルタイム2分にはバチュアイのスルーパスで抜け出したアザールが再びGKをかわして2点目。だが、反撃もここまで2-3でチェルシーは敗れ、27日のリバプール戦(1-0)に続く連勝とはならなかった。


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