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レアル・マドリー、中盤の戦力が過剰に? 3選手を放出する可能性

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エーデゴーアやコバチッチだけではなく、イスコやハメスにも影響

 レアル・マドリーは今夏の移籍市場が閉まるまでに中盤の戦力を整える必要があるかもしれない。

 レアルは近年、FWカリム・ベンゼマガレス・ベイルクリスティアーノ・ロナウドの“BBC”を3トップに据える4-3-3で成功を収めてきた。この布陣の基礎を築いたのはカルロ・アンチェロッティ現バイエルン監督である。当時アシスタントコーチを務めていたジネディーヌ・ジダン監督もこれに続き、2016-17シーズンでも基本的に同様のシステムで臨むことが予想される。

 レアルの現所属選手は25名。ジダン監督は各ポジションに2選手ずつ抱えることを理想としている。中盤にはカセミロ、ルカ・モドリッチ、トニ・クロースと昨季レギュラーに定着した3選手がおり、加えてイスコ、ハメス・ロドリゲス、マテオ・コバチッチ、マルコ・アセンシオ、マルティン・ウーデゴーア、マルコス・ジョレンテと6選手が出場機会をうかがう状況だ。

 このまま行くと、ジダン監督の考えでは3選手が余剰戦力になる。レアルはエーデゴーアやコバチッチの放出を検討しているとみられるが、一方でカンテラーノのジョレンテや今夏エスパニョールから復帰したアセンシオをチームに残す方針だとも言われる。

 さらに、レアルはユベントスMFポール・ポグバ獲得を完全にあきらめているわけではない。ポグバが加入するとなれば、イスコやハメスが出場機会を求めて移籍に傾く可能性もある。

 ジダン監督は26日の公式会見で8月31日までは何もかもが起こり得ると話していた。最終的にレアルが獲得・放出するのはどの選手になるだろうか。

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