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[総体]決勝はみたび流経柏VS市船!!千葉の両雄がここ9年で3度目の“頂上決戦”

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 平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」のサッカー競技は1日、準決勝を行い、流通経済大柏高(千葉1)と市立船橋高(千葉2)が決勝進出を決めた。両チームによる決勝は08年、13年に続いて3年ぶり3度目。08年大会は雷雨中止による両校優勝、13年大会は市立船橋が4-2で勝利しており、みたび頂点を争う。

 流通経済大柏は、U-19日本代表GK廣末陸(3年=FC東京加入内定)、MF高橋壱晟(3年=千葉加入内定)のプロ内定2選手を擁する青森山田高(青森)と対戦。前半9分にMF冨永和輝(3年)のゴールで先制すると、後半31分に追いつかれたが、後半アディショナルタイム、途中出場のFW河西守生(3年)が劇的な決勝点を決め、2-1で競り勝った。

 前回大会準優勝の市立船橋は、2回戦で2連覇中の王者・東福岡(福岡)を破るなど快進撃を続ける初出場の昌平高(埼玉1)と対戦。前半30分、FW太田貴也(3年)が先制点を決めると、この1点を最後まで守り抜き、1-0で逃げ切った。

 この結果、決勝のカードは流通経済大柏対市立船橋に決定。流通経済大柏は両校優勝だった08年、準優勝だった13年以来、3年ぶり3度目の決勝進出。その相手はいずれも市立船橋で、雷雨中止による両校優勝だった08年大会以来、8年ぶり2度目の優勝、単独では初優勝を目指すことになる。

 一方、2年連続12度目の決勝進出を果たした市立船橋は13年大会以来、3年ぶり9度目の全国総体制覇を懸け、流通経済大柏との千葉県勢対決に挑む。

 注目の決勝戦は明日2日午後2時よりエディオンスタジアム広島で行われる。

【準決勝】
(8月1日)
[広島広域公園第一球技場]
昌平高 0-1 市立船橋高
[市]太田貴也(30分)

[広島広域公園補助競技場]
青森山田高 1-2 流通経済大柏高
[青]郷家友太(66分)
[流]冨永和輝(9分)、河西守生(70分+3)

[写真]流通経済大柏は青森山田と対戦し、2-1で競り勝った
(写真協力『高校サッカー年鑑』)

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【特設ページ】高校総体2016

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