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コンフェデ杯、2017年ロシア大会後に廃止?バイエルンCEOが見解示す

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 コンフェデレーションズ杯は、次回のロシア大会を最後に廃止されるのだろうか。バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが、その可能性を示唆している。

 コンフェデ杯は、1992年にキング・ファハド・カップとして誕生。当時のアジアカップ王者サウジアラビアが南米王者、北中米カリブ海王者、アフリカ王者と対戦する大会を運営した。1997年の第3回大会からはFIFAが運営し、現在の名称に変更。その後にはW杯優勝国にも出場権が与えられるようになった。

 次のコンフェデ杯は、2018年W杯開催地であるロシアで来年6月17日から7月2日まで開催される。ドイツは前回W杯王者として出場権を獲得。だが、代表選手が毎年の夏に国際大会に臨むことに対し、クラブ側からは不満の声も上がっている。

 ドイツ『キッカー』が伝えたコメントによると、ルンメニゲCEOは選手たちへの負担を懸念しているようだ。次のような見解を述べている。

「バランスが取れることを願っているよ。ドイツサッカー連盟、そして特にヨアヒム・レーブ(代表監督)と話し合わなければいけない。今年はEUROが行われ、2017年にはコンフェデ杯、2018年にはW杯と続く。したがって、代表の選手たちはこれから2年間は十分に回復できないということだ」

 コンフェデ杯の存在意義についてはこのように語った。

「コンフェデ杯は今は価値がないコンペティション。当初は、W杯開催国が事前にスタジアムを試すために生まれた大会だった。私が知る限り、ロシアで行われる2017年コンフェデ杯が最後となり、おそらくその後には廃止されるだろう」

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