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ミスで逆転しミスで追いつかれる…ベンゲル監督はピリピリ

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勝利を逃して憤慨するアーセン・ベンゲル監督

 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第5節パリSG戦(2-2)の結果に怒りが収まらない様子だ。同監督のコメントを英『メトロ』が伝えている。

「2つ考えなければならないことがある。私たちのインテンシティのこと、そして結果のことだ。私たちは今日の試合のために多くを費やした。そして0-1のビハインド状態から2-1にしたんだ。1つはオウンゴールでね」

 前半18分にFWエディンソン・カバーニのゴールで先制を許したアーセナルだったが、同アディショナルタイムにMFメスト・エジルのPKで同点。さらに後半15分には、パリSGのDFマルキーニョスのクリアボールがMFマルコ・ベッラッティに当たって入るラッキーなオウンゴールで逆転に成功した。

「試合ではよくやっていた。しかし全体をコントロールすることができなかった。私の頭を痛くするのは、せっかく逆転して2-1にしたのに、そこから同点弾を許してしまったことだ」

 指揮官が指摘するのは後半32分のシーン。パリSGのCKからMFルーカス・モウラにヘディングシュートを打たれると、FWアレックス・イウォビがクリアし切れず、そのボールがイウォビの頭に当たってゴールネットを揺らしてしまった。

 ベンゲル監督は「あんなに簡単にCKからアウェーゴールを決められるなんて、まったくもって理解しがたい」と憤慨。アーセナルは勝ち点11で並ぶパリSGをアウェーゴール数で下回り、グループ2位で最終節を迎えることになった。チームは今回の教訓を生かすことができるだろうか。

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