[12.3 プレミアリーグ第14節 ウエスト・ハム1-5アーセナル]

　プレミアリーグは3日、第14節を行った。アーセナルは敵地でウエスト・ハムと対戦し、5-1で勝利した。

　前節ボーンマス戦では3-1と勝利したアーセナルは、11月30日に行われたEFL杯のサウサンプトン戦では、控え主体で臨み0-2で敗退し、公式戦無敗記録は19でストップした。その試合からスタメンを9人変更し、MFフランシス・コクランとDFガブリエル・パウリスタが引き続き先発起用された。

　試合はアーセナルがウエスト・ハムを圧倒した。まずは前半24分、コクランのパスカットからサンチェスが相手DFと体を入れ替えて裏に抜け出すと、PA右からのラストパスをエジルが左足で流し込み、先制点。さらに同35分、サンチェスがディフェンスラインの裏に抜け出し、追加点のチャンスが訪れたが、GKをかわしに行ったところでDFにカットされ、前半を1-0で終えた。

　アーセナルは後半27分、DFシュコドラン・ムスタフィの縦パスを受けたサンチェスがうまく反転してPA右に侵入し、角度のないところから右足シュートをゴール左に流し込み、追加点。さらにサンチェスは同35分、PA手前から右足ミドルを突き刺し、3-0とした。

　反撃に出るウエスト・ハムは後半38分、ゴール正面でFKを獲得すると、MFディミトリ・パイェが右足で直接狙う。クロスバーの跳ね返りをFWアンディ・キャロルが頭で押し込み、2点差に詰め寄る。だが、アーセナルも直後の同39分、エジルのパスを受けたMFアレックス・オクスレイド・チェンバレンが右足ミドルをゴール右隅に決め、再びリードを3点に広げた。

　終盤に向けて攻勢を強めるアーセナルは後半41分にダメを押す。カウンターからチェンバレンのスルーパスでサンチェスが抜け出し、冷静に右足ループを決め、勝負あり。サンチェスのハットトリックなどで、アーセナルが5-1と快勝し、暫定で2位に浮上した。

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