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ブスケツ離脱のバルセロナ、まさかのピケのボランチ起用も?L・エンリケの決断は…

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負傷離脱したMFセルヒオ・ブスケツの代役はDFジェラール・ピケ

 MFセルヒオ・ブスケツが負傷離脱したバルセロナだが、DFジェラール・ピケのボランチ起用で同選手の穴を埋めることになるかもしれない。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

 バルセロナは22日のリーガ・エスパニョーラ第19節エイバル戦でブスケツが負傷。右足首外側側副じん帯のねん挫で、10日~15日間ほど戦列から離れる見込みだ。

 MFセルジ・ロベルト、MFイバン・ラキティッチ、MFアンドレ・ゴメス、DFハビエル・マスチェラーノ…。バルセロナでブスケツの代わりにアンカーを務められる選手は複数いる。彼らに加え、ピケにもボランチの素質があると語るのはビクトール・フェルナンデス氏(現レアル・マドリー育成組織統括部長)だ。

 V・フェルナンデス氏はサラゴサを率いた2006-07シーズン、ピケをボランチで起用した指揮官である。「彼は私の要求を完璧にこなした」「DF陣を助け、加えて技術の高さを生かしうまくボールを運んでくれた」同氏はピケの中盤でのプレーをそう振り返った。

 マンチェスター・ユナイテッドからサラゴサにレンタル加入していたピケは、その年リーガ・エスパニョーラ22試合に出場した。DFガブリエル・ミリートがCBにいたこともあり、サラゴサではボランチでの起用が多かった。それでも主力の一人としてサラゴサの1部残留に大きく貢献している。

 ピケは一度ユナイテッドに復帰した後、2008年夏にジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)率いるバルセロナの一員となった。そこで“ピッケンバウアー”と称されるほどのCBとしての地位を確立している。

 ルイス・エンリケ監督は今季、ブスケツ不在の際にはA・ゴメスやラキティッチをアンカーで起用してきた。ピケを中盤の底で起用することが、指揮官の新たなオプションとなるだろうか。


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