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ヘルタFW原口はPK戦の末の敗退に悔しさも、「最後は誰も責められないので」

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PK戦での敗退に悔しさをのぞかせたFW原口元気

[2.8 DFBポカール3回戦 ドルトムント1-1(PK3-2)ヘルタ・ベルリン]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は8日、3回戦2日目を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンは敵地でドルトムントと対戦した。試合は1-1のまま決着付かず、PK戦の末にヘルタはPK2-3で敗れた。原口は右サイドハーフで先発し、延長前半6分に交代している。

 試合後、原口は「PKは仕方ないのでヘルタとしては120分間やることをやったと思いますし、最後は誰も責められないので」と敗戦を受け入れた。

 前半27分にMFニクラス・シュタルクの右クロスからMFサロモン・カルーのゴールで先制したヘルタだったが、後半2分に失点。延長戦でも決着はつかず、1-1の末に迎えたPK戦で先攻となったヘルタだったが、1人目のDFファビアン・ルステンベルガーを皮切りにMFブラディミル・ダリダ、カルーも失敗。PK2-3での敗退となった。

「もっとうまくやれば、90分だったり120分で勝ったんじゃないかなというのもある。PKはもうどっちに転がってもしょうがなかったと思う。カウンターの時にもっとうまくできないかなというのはありますよね。それがはまれば、2点目も取れたんじゃないかなと思いますけど」

 手応えがあっただけに悔しさはひとしおだったようで、「前半も後半も基本的に良い守備ができてたと思います。もちろん危ないシーンもありましたけど、基本的にはみんなでヘルタらしい戦い方ができてたかなと思いました」と話した原口は「相手もうまくビルトアップしてなかったし。入ったところでもボールが取れていたので。予定通りというか良い試合ができたんじゃないかなと思いますけど……」と唇を噛んだ。

「自分たちはうまく対応できてたと思うし、先制点をとるまでは本当にプラン通りというか。まぁ……勝ちたかったですけどね。みんな出し尽くしたと思うし、チームとしても一体感を感じながらやっていたので。ただ負けたのには何か原因があるので、改善していければ」

 今後ヘルタは中2日の11日にブンデスリーガの第20節を迎え、DF内田篤人の所属するシャルケと戦う。ポカールでの悔しさを晴らしたいところだ。

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