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ブラジル対アルゼンチンの豪華親善試合、オーストラリアで6月に開催へ

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 長らく南米の覇権を巡って激しい火花を散らしてきたブラジルとアルゼンチン。両国は現在ともに2018年ロシアW杯に向けた最終予選を戦っているが、その合間にオーストラリアで行われる親善試合で対決することとなった。

 オーストラリアのビクトリア州政府は公式声明を発表し、州最大の都市メルボルンにあるMCG(メルボルン・クリケット・グラウンド)で6月9日にサッカー・ブラジル代表対アルゼンチン代表の試合が開催されると発表した。この試合は、「シボレー・ブラジル・グローバルツアー」の一環で開催される親善試合という扱いとなる。

 2016年6月から代表チームを率いるチッチ監督にとっては初めてのグローバルツアーとして開催される試合となる。就任以来、W杯予選で6連勝中と波に乗るチッチ監督率いるブラジル代表が、因縁のライバルを相手にどのような戦いを見せるか、注目だ。

ブラジル代表とアルゼンチン代表が最後に対戦したのは、昨年の11月にブラジルのベロ・オリゾンテで開催されたワールドカップ予選で、この時はブラジル代表がネイマールコウチーニョらによるゴールで3得点を決め、3-0で快勝している。

 両チームは2014年にもブラジル代表のグローバルツアーの一環として行われた試合で対戦している。このときは中国の北京で、両者のライバル関係を表す「スーペルクラシコ」というタイトルを争う試合として開催され、ブラジル代表が2-0で勝利している。

 今回メルボルンで開催される試合では「スーペルクラシコ」のタイトルは用意されていない模様だ。

 試合が開催されるMCGは1854年会場と歴史あるスタジアムで、過去にオリンピックのメイン会場となったこともある。普段はクリケットやオーストラリアンフットボールといった試合が開催されているが、サッカーのビッグマッチが開催されることもあるようだ。なんでもキャパシティは10万人を超えるようで、大一番の開催には最適なスタジアムといえるかもしれない。

 なお、ブラジル代表はグローバルツアーの一環として6月中に別の親善試合を行うことを認めており、詳細については後日別に発表される予定だ。
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