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若い力が大宮救えるか…攻撃のリズムつくった大山啓輔、引き分けは「最低限の結果」

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右サイドハーフで先発したMF大山啓輔が攻撃を活性化させた

[4.12 ルヴァン杯グループA第2節 大宮0-0柏 NACK]

 リーグ戦6試合を消化し、わずか1ゴールと得点力不足に陥っている大宮アルディージャ。この日もゴールをこじ開けることはできなかったが、明るい材料はあった。

 先発起用された若手選手たちが攻撃を活性化させた。開幕節から4節までボランチで先発出場したMF大山啓輔は右サイドハーフでフル出場。「前線でどういう風に起点、タメをつくれるのかがチームとしての課題」と危機感を持って試合に入ると、積極的にプレスをかけて高い位置でセカンドボールを回収し、攻撃のリズムをつくった。

 勝利への意欲を示した。DF渡部大輔と連動して右サイドを崩し、立ち上がりから果敢にゴールに迫る。前半9分、右サイドでパスを受けた大山がオーバーラップした渡部に預け、渡部が浮き球のクロス。ゴール前で競り合ったこぼれ球を大山が右足で叩いたが、シュートはGKのセーブに阻まれた。

 セットプレーのチャンスにも絡み、前半43分、右CKの流れからクリアボールに反応し、フィニッシュまで持ち込んだ。後半23分にはスローインの流れから正確な右クロスで高山のヘディングシュートにつなげたが、クロスバーを直撃。すると、直後の後半25分にDF大屋翼が2枚目の警告で退場し、チームは数的不利に陥ってしまう。

「割り切って勝ち点1を取りにいくのか、勝ち点3を取りにいくのかバランスが難しかったけど、チームとして絶対に失点はしないというころから入って、一本チャンスがあればという感じだった。(引き分けは)最低限の結果。もちろん勝ち点3は欲しかったけど、ゼロで終えられたのは良かった」

 最後まで集中力を切らさず、今季初の無失点。泥沼の6連敗に沈むチームは公式戦連敗を止め、浮上につながる勝ち点「1」を得た。目に見える結果は残せていないが、攻撃の起点となり、先発奪回へのアピールに成功した大山。ニューヒーロー賞の対象となる21歳は「チームが勝つことが一番大事」と勝利を渇望していた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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