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「日本の反スポーツ精神を徹底的に防いだ」蔚山が鹿島サポを厳重チェック…川崎Fの“旭日旗騒動”を受け

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敵地で蔚山現代と対戦した鹿島アントラーズ

 25日に韓国・水原で開催されたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の水原三星(韓国)対川崎フロンターレで川崎Fサポーターが旭日旗を掲げて騒動に発展したことを受け、26日に韓国・蔚山で行われた蔚山現代(韓国)対鹿島アントラーズにおいて、事前に手荷物検査などの厳重なチェックが行われていたようだ。韓国『ジョイニュース24』が伝えている。

 25日の水原三星と川崎Fの一戦で、一部の川崎Fサポーターが旭日旗を掲示し、水原三星の関係者から没収と退場措置が取られたことが報じられた。蔚山現代は前日に他会場で起きたトラブルを未然に回避する策に打って出たようで、同メディアは「蔚山現代が鹿島アントラーズのサポーターによるスポーツ精神に反する行動を徹底的に防いだ」と題し、蔚山現代側が試合の3時間前に鹿島サポーターの横断幕のチェックや手荷物検査などを行ったと報道。また、万が一に備えて屈強な警備員も配置し、リスクを回避しようとしていたようだ。

 厳重な警備体制が敷かれる中、グループリーグ突破への生き残りを懸けた一戦は鹿島が4-0で制し、決勝トーナメント進出を確定。敗れた蔚山現代は最終節を残してグループリーグ敗退が決まった。同メディアは最後に「(旭日旗を)予防するための準備は完璧だったが、肝心の試合結果は最悪だった」と自虐的にレポートしている。


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