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ポカール優勝も…ドルトムント主将シュメルツァーはトゥヘル監督の決断に疑問

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 DFBポカール優勝でシーズンを終えたドルトムントだが、キャプテンで決勝でも先発出場したDFマルセル・シュメルツァーは、トーマス・トゥヘル監督の決断に疑問を呈している。ドイツ『ルールナハリヒテン』が報じた。

 ドルトムントは27日、DFBポカール決勝でフランクフルトと対戦。中盤のレギュラーであるユリアン・バイグルが負傷離脱中のため、誰がメンバー入りするか注目が集まったが、中盤を本職とするヌリ・シャヒンがメンバー外となった一方で、先発入りしたのはDFマティアス・ギンターであった。報道陣は小さくない驚きを受けたと伝え、シュメルツァーも「僕も同じだ」と話し、このように続ける。

「とてもショックを受けた。なぜだかは分からないね。バイグルのような選手を欠けば、その役割を担えるのはヌリだけだ。だから彼がプレーせず、メンバーにも入っていないことには驚いたよ」

「僕らは全員、彼のクオリティを理解している。メンバー外の理由を監督は説明しなくてはならない。僕らはヌリとともにある。彼は素晴らしい人間で、素晴らしいフットボーラーだ。幸運なことに、彼とマルコ・ロイスのためにトロフィーを掲げることができた」

 トゥヘルの決断に疑問を投げかけたシュメルツァー。指揮官交代もささやかれるドルトムントで、トゥヘルの求心力は低下しつつあるのかもしれない。

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