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長崎は町田とスコアレスドローも4位に浮上、相馬監督「我慢の試合だった」

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[6.17 J2第19節 長崎0-0町田 トラスタ]

 J2リーグは17日、第19節を行い、5位V・ファーレン長崎はホームで17位FC町田ゼルビアと対戦し、0-0で引き分けた。長崎は6試合負けなし(3勝3分)で勝ち点を「32」に伸ばし、得失点差で4位に浮上。町田は2試合連続のドローとなった。
 
 前半22分、長崎はFW幸野志有人からの左クロスを中央のMF木村裕が右にそらし、PA内に進入したMF飯尾竜太朗が右足を振り抜いたが、シュートは惜しくもゴール左へ。23分にはFW中村慶太がドリブル突破からPA内に進入。相手選手に寄せられて失ったこぼれ球をDF高杉亮太が右足で叩いたが、GK高原寿康のファインセーブに阻まれた。

 町田もチャンスをつくり、前半39分、左サイドを駆け上がったFW中島裕希がカットイン。MF吉濱遼平が流したボールを受けたMF重松健太郎がPA手前から右足を振り抜き、強烈なミドルシュートを放ったが、惜しくも枠を捉えられなかった。

 スコアレスで折り返した後半15分、なかなか攻撃のリズムをつかめない長崎は最初の交代枠を使い、MF吉岡雅和を投入。しかし後半16分、町田が決定機を迎え、中島の右クロスをニアサイドのFW吉田眞紀人がヘディングで合わせたが、GK増田卓也のセーブに阻まれた。

 一進一退の攻防が繰り広げられ、後半30分、長崎は右後方から島田が蹴り上げたFKを中村がヘッドで押し込んだが、オフサイドの判定。後半アディショナルタイムには町田が右CKの流れから中島がヘディングシュート。最後までゴールが遠く、試合は0-0の引き分けに終わった。

 試合後のインタビューで、長崎の高木琢也監督はセカンドボールを回収できなかったことを課題に挙げ、「物足りなさはあるけど相手の良さをしのぎながらやれた部分もある」と複雑な表情。町田の相馬直樹監督は「我慢の試合だった。次につながるゲームだった」と前を向いた。

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