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サンプドリアが長友佑都のトレード案に難色…22歳DF譲渡の対価に現金を優先

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 サンプドリアインテルに所属する日本代表のDF長友佑都のトレードを拒否したと、イタリアメディア『スポルティタリア』でサッカー解説を務めるジャーナリストのアルフレド・ペドゥラ氏が22日、独占スクープとして報じている。

 インテルは今夏の移籍市場において、サンプドリアに所属する22歳のスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルの獲得に興味を示している。サンプドリアも放出の意向を示しているが、条件についてインテルと交渉が続いている。

 22日、サンプドリアのマッシモ・フェレロ会長と右腕であるアントニオ・ロメイ弁護士がミランを訪れた。ロメイ弁護士はインテルのスポーツディレクター、ピエロ・アウジリオと夕食を共にし、シュクリニアルの移籍に関して、協議を行った。

 インテルはこれまで1500万ユーロ(約19億円)の移籍金に加え、FWジャンルカ・カプラーリをトレード要員として差し出す方向性を示していた。しかし両者の間で見積額に隔たりがあったため、インテルはトレード要員としてさらに長友など他の所属選手を加える提案をしていた。

 ところが今回の協議では、サンプドリア側がこれを拒否し、2700万ユーロ(約34億円)の移籍金もしくは、2000万ユーロ(約25億円)とカプラーリのみのトレードを要求しており、長友はトレード要員から外された模様だ。長友はルチアーノ・スパレッティ新監督の下、構想外とみられており、今後の動向は注目されるところだ。

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